農業担い手に外国人雇用 トマト栽培ナラハプラントファクトリー

 

 トマトの養液栽培を手掛ける楢葉町のナラハプラントファクトリーは、外国人の新たな在留資格「特定技能」制度を活用し、農業分野で働く外国人の受け入れを開始した。 

 人手不足の解消を目的に制度の活用を決め、JA福島さくらから登録支援機関の紹介を受けた。インドネシア出身のアルディさん、ムナさんの二人と正社員として雇用契約を結んだ。二人は、トマトの収穫まで作業全般の業務に従事している。同社の青木浩一代表取締役は「二人は真面目に作業してくれているので助かっている。今後も制度の活用を検討していきたい」と話した。 

 制度は二〇一九(平成三十一)年四月に創立され、三年間の技能実習の修了者や技能に関する試験に合格した外国人が通算最長五年間、日本で働くことができる。 

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