福島県内新たに2人感染 新型コロナ(24日発表)
県は県内で五人の新型コロナウイルス感染が確認されたと二十四日、発表した。郡山市が二十三日に発表した市内の太田西ノ内病院の職員と入院患者三人を含んでおり、新たな感染判明は二人。いずれも二十三日に陽性が判明した。県内の感染者は累計千八百九十人となった。
新たに感染が判明した二人のうち一人は太田西ノ内病院の患者で、同病院のクラスターは十三人に拡大した。感染経路不明はなかった。
二十三日現在の入院者は予定を含め八十九人で、県が確保している病床四百六十九床に対する使用率は18・1%(前日比0・2ポイント減)だった。
県発表の五人の内訳は次の通り。
【24日発表】(23日判明分)
▼郡山市・3人=30代病院職員女性、80代無職男性、80代無職女性▼須賀川市・1人=70代無職女性▼会津若松市・1人=30代会社員男性
■変異株1人感染
厚生労働省と県は二十四日、英国に滞在歴がない福島県の三十代女性が英国で広がっている新型コロナウイルスの変異株に感染したのを確認したと発表した。県内居住者の変異株の感染確認は累計五人となった。
厚労省と県によると、女性は一月下旬に陽性が判明し、入院した。不特定多数との接触はないという。
県は、女性がこれまでに発表した感染者数に含まれているとしている。