新型コロナ福島県内2人死亡、16人感染

 

 県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた八十代男女二人の死亡と、十六人の新型コロナ感染が確認されたと十一日、発表した。八十代男性は九日、八十代女性は十日に死亡し、十六人の陽性は十日に判明した。県内の死者は累計九十人、感染者は累計二千百六十人となった。

 新規感染者十六人にはクラスター(感染者集団)が発生した郡山市の太田西ノ内病院の職員七人と出入り業者一人が含まれており、院内クラスターは百四十一人に拡大した。十六人のうち感染経路不明は三人だった。

 十日現在の入院者は予定を含め二百二十九人で、県が確保している四百六十九床に対する使用率は48・8%(前日比0・8ポイント増)となった。

 県発表の十六人の内訳は次の通り。

◆11日発表(10日判明分)

▼宮城県・1人=30代会社員男性▼南相馬市・1人=40代会社員男性▼田村市・2人=30代会社員男性、30代会社員女性▼鏡石町・1人=20代病院職員男性▼三春町・2人=20代病院職員女性2人▼郡山市・8人=30代病院職員女性、50代病院職員女性、20代病院職員女性、50代会社員女性、70代無職女性、60代男性、50代女性、60代病院職員女性▼愛知県・1人=30代会社員男性

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