289号国道 復旧工事完了 いわき台風19号で土砂崩れ被害

 二〇一九(令和元)年十月の台風19号で被災した、いわき市田人町の二八九号国道は全ての災害復旧工事が完了した。三十一日、同市の県勿来土木事務所で国と県による引き渡し式が行われた。

 直轄権限代行事業で復旧工事を進めてきた国土交通省磐城国道事務所の入谷貴也所長が工事概要を説明し、二八九号国道を管理する県いわき建設事務所の曳地利光所長に工事完成図書を引き渡した。

 曳地所長は「速やかな工事完了に感謝する。引き続き災害時の物流や地域振興に寄与する道路交通の確保に努めていく」と述べた。

 二八九号国道は、台風による断続的な大雨の影響で大規模な土砂崩れが発生し、一時通行止めになった。被災箇所約八百メートル区間に仮設道路を整備し、昨年三月から一般車両の通行が再開された。今年二月に本線の通行が可能となり、仮設道路の撤去やのり面の保護、排水設備の建設などが進められていた。

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