パラ聖火 浜、中、会津で採火式 郡山で集火・出立

 新型コロナウイルスの影響で延期された東京パラリンピック聖火リレーについて、県は浜通り、中通り、会津の三地方で採火式を行う方向で調整に入った。各市町村からアイデアを募り、伝統文化や最先端技術などを生かして地域ごとに炎を集め、最終的に郡山市に集結させて「福島の火」をつくる。当初は各市町村から直接、郡山市に集めて式典を行う計画だったが、広大な県土の魅力を生かして五輪に続くパラの機運を高める。

 大会組織委員会が三十一日、東京パラ聖火リレーの概要を発表した。八月八日の五輪閉幕後、パラの競技会場がある埼玉、千葉、東京、静岡の四都県以外の四十三道府県で八月十二日から十六日までに採火と、火を集める「集火」、火を東京に送り出す「出立(しゅったつ)」を催す。リレーは競技会場のある四都県で、採火と共に行われる。

 具体的な採火場所や方法は各自治体に委ねられている。県は近く県内各市町村に呼び掛け、福島県での詳細な実施内容を詰める。集火、出立の場所は延期前の計画を維持して郡山市とする。

 県内には地域で受け継がれてきた火にまつわる多彩な伝統行事がある。再生可能エネルギーの活用などの取り組みも進む。採火はこれらの地域の特色を生かした方法などが想定される。県は三地方での採火式により、「共生」を大きなテーマに掲げるパラを県民に身近に感じてもらう考えだ。

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