現代アート「Next World」3日開幕 いわき市立美術館企画展

 

 国内外の現代アート作品を紹介するいわき市立美術館の企画展「Next World-夢みるチカラ タグチ・アートコレクション×いわき市立美術館」は三日、同美術館で開幕する。五月十六日まで。二日に開会式を行い、内覧会を開く。 

 福島民報社の共催、タグチ現代芸術基金、アーツプラス現代芸術研究所、アート・オフィス・シオバラの企画協力。実業家で現代美術のコレクターとして知られる田口弘さんと長女美和さんが厳選した国内有数の現代美術コレクションと、同美術館の所蔵作品合わせて百十二点を展示する。 

 展覧会では、「風景-日常と非日常-」、「現代アートのDNA-ポップ・アートを中心に」など五つのテーマごとに絵画や彫刻、映像作品などを紹介する。チラシの表紙に使われている、現代美術家として著名な奈良美智さんの絵画「コズミック」や会田誠さんの「灰色の山」、名和晃平さんの巨大なシカのオブジェ「PixCell-Deer♯51」などが並ぶ。 

 会期中は講演会やワークショップ、担当学芸員によるギャラリー・トークを予定している。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で実施する。 

■観覧ガイド

▽会場=いわき市立美術館 

▽会期=4月3日~5月16日 

▽時間=午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) 

▽休館日=毎週月曜日。ただし5月3日は開館し5月6日が休館 

▽観覧料=小中学生300円、高校・高専・大学生500円、一般1000円 

▽主催=いわき市立美術館、福島民報社

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