東日本大震災と原発事故から10年 5月26日、東京でイベント
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から丸十年の節目に、被災地からのメッセージを発信するイベント「復興の軌跡とこの先の挑戦」は五月二十六日午後三時から、東京都新宿区の日本青年館ホールで開かれる。
福島県内の市町村長が、災害発生からの歩みや地域再生に向けた課題を紹介し、来場者とともにより良い地域の在り方を考える。
城南信用金庫と県内の四つの信金、中日新聞社(東京新聞)、福島民報社などが共催する。福島市・木幡浩、いわき市・清水敏男、双葉町・伊沢史朗、矢祭町・佐川正一郎、飯舘村・杉岡誠の各首長がリレー形式で、それぞれの自治体の復旧・復興の経過や現状、地域の将来像などについて語る予定。
評論家の柳田邦男氏が「心の再生と地域の発展 絵本の力を見直そう」と題して講演する。テレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサー(いわき市生まれ、南相馬市育ち)が、震災の記憶をつなぐ福島民報社の絵本「きぼうのとり」を朗読する。
いわき市のスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、塙町出身のミュージシャンつのだ☆ひろさんのステージもある。
■県民の聴講可能
県民も聴講可能で、無料。希望者は東京新聞ホームページからか、往復はがき(一枚につき一人)に氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢を明記し、〒100-8505(住所不要) 東京新聞事業局内「復興の軌跡」係に申し込む。問い合わせは同係 電話03(6910)2509へ(平日午前十時~午後六時)。
【復興の軌跡とこの先の挑戦を共催する企業・団体】
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城南信用金庫、福島信用金庫、あぶくま信用金庫、ひまわり信用金庫、会津信用金庫、日本青年館、ニッセイ、中日新聞社(東京新聞)、福島民報社