競泳大橋が2個目「金」 夏季五輪で日本女子初 侍ジャパンは白星スタート
東京五輪第6日の28日、競泳女子200メートル個人メドレーで大橋悠依(25)=イトマン東進=が優勝、400メートルとの2冠を達成した。日本の女子が1大会で複数の金メダルを獲得したのは夏季五輪初。冬季では2018年平昌大会のスピードスケートで高木菜那が2種目で優勝している。男子200メートルバタフライの本多灯(19)=アリーナつきみ野SC=は銀メダルを獲得した。
柔道は女子70キロ級の新井千鶴(27)=三井住友海上=が決勝に進み、銀メダル以上を決めた。4日連続で金メダルを獲得していた男子は90キロ級の向翔一郎(25)=ALSOK=が3回戦敗退。
ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20)=日体大=は準決勝に進出。3位決定戦がないため、日本女子初のメダルが確定した。
08年北京五輪以来3大会ぶりに復帰の野球は1次リーグが開幕。日本の「侍ジャパン」は福島市の福島県営あづま球場でドミニカ共和国に4―3で逆転サヨナラ勝ちし、白星スタートを切った。
体操は男子個人総合決勝で橋本大輝(19)=順大=と北園丈琉(18)=徳洲会=が日本勢3大会連続優勝を目指す。
卓球女子シングルスの伊藤美誠(20)=スターツ=は準決勝、テニス男子シングルスで前回銅メダルの錦織圭(31)=日清食品=は準々決勝進出を決めた。
サッカー男子は8強入りを懸けてフランスとの1次リーグ最終戦に臨む。