福島県双葉町で野菜の作付け実証 ホウレンソウやコマツナなど

 

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により全町避難が続く福島県双葉町で野菜の作付け実証が始まった。5日には下羽鳥・長塚地区農地保全管理組合の組合員8人が作業し、長塚地区の畑2アールにホウレンソウ、コマツナ、キャベツ、ブロッコリー、カブの種と苗を植えた。

 特定復興再生拠点区域(復興拠点)にある4地区のほ場計24アールに8月下旬から野菜5品目を植えてきた。10月から11月にかけて収穫する予定。

 町は復興拠点を対象に、今年度中に園芸品目の出荷制限解除を目指している。放射性物質の濃度を検査し、基準値を下回った場合、県が国に出荷制限解除を申請する。

 下羽鳥・長塚地区農地保全管理組合の木幡治組合長(70)は「野菜が無事に育ち、放射性物質が基準値以下となることを願っている」と話した。

 町内では稲作の営農再開を目指した試験栽培も行われている。

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