南相馬産米の魅力発信 「天のつぶ」でパックご飯
米穀卸売業「幸南食糧」(本社・大阪府松原市)は、復興支援事業の一環で福島県南相馬市産米「天のつぶ」を使ったパックご飯5万食分を作った。関西のスーパーなどで販売し、南相馬産米の魅力を発信する。川西孝彦社長が22日、市役所を訪れ、門馬和夫市長に7000食分を贈呈した。
川西社長は「関西にコメのおいしさをしっかり伝え、生産者の皆さんを元気づけたい」と語った。同社地域活性化研究所の橋本太郎所長が同席した。
商品パッケージには「福島県南相馬市産ごはん」と印字した。180グラム3個セットで税別458円。
市に寄贈されたパックご飯は市主催イベントなどで参加者に配布する予定。門馬市長は「市産米がパックご飯になるのは、市の農業にとって明るい話題で、地元農家の励みにもなる」と喜んだ。
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