「常磐もの」の魅力発信へ いわきFC、食事に採用

 
 日本フットボールリーグ(JFL)のいわきFCは22日、福島県いわき市や福島県漁連と連携し、福島県沿岸で水揚げされる魚介類「常磐もの」の魅力やおいしさを発信する取り組みを始めると発表した。チームや選手の会員制交流サイト(SNS)などを通じてPRし、風評払拭(ふっしょく)にもつなげる。

 「常磐ものうまい!常磐もので勝つ!」がテーマ。いわきFCは「日本のフィジカルスタンダードを変える」をチーム理念に掲げており、栄養価の高い魚介類を選手の食事に取り入れて体作りに役立てる。常磐ものをPRするホーム戦でのイベントなども検討している。

 チームを運営するいわきスポーツクラブによると、県漁連側から旬の魚介類を安価に提供してもらう体制を整えているという。クラブの大倉智社長は「常磐ものを食べて体を強くした選手がピッチで躍動する姿を通じて魅力を発信したい」とコメントした。

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