福島県大熊町で給油所が再開 震災後初めて
1日に再開したJA福島さくらの大熊給油所。早速6号国道利用者が給油に訪れていた
2022/03/01 17:10
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い閉鎖されていたJA福島さくら(旧JAふたば)の大熊給油所が1日、福島県大熊町小野入の6号国道沿いで再開した。大熊町内の給油所再開は震災と原発事故発生後、初めて。
セルフ対応型で、レギュラー、ハイオク、軽油の給油、灯油の販売、灯油、農耕用軽油の配達をしている。最新型の洗車機もある。今後、準備が整い次第、タイヤやエンジンオイルの交換などピット作業も行う。
営業時間は午前7時から午後6時までで、スタッフ2~3人が常駐する。1日はプレオープンで、30日にグランドオープンする。
酒井智久所長は「休憩できるスペースもある。気軽に立ち寄って利用してほしい」と語った。問い合わせは同給油所へ。