糖度十分「サンシャインいわき梨」の出荷本格化 福島県いわき市で操業開始式
選果場でナシの品質や大きさを確認する従業員ら
2022/08/16 18:00
福島県いわき市のJA福島さくらいわき梨選果場で16日、今季の操業開始式が行われ、市特産の「サンシャインいわき梨」の出荷が本格的に始まった。大きさは例年に比べ若干小ぶりだが、糖度は十分だという。
幸水(こうすい)、豊水(ほうすい)、涼豊(りょうほう)、新高(にいたか)の4品種の順に10月中旬まで、市内の市場などを中心に約500トンを出荷する。
新型コロナウイルスの影響で中止していたベトナムへの輸出を2年ぶりに再開した。豊水など約7トンを送る予定。
操業開始式に出席したJA福島さくらいわき梨部会の渡辺一男部会長は「天候に左右されたが、甘くおいしいナシが実った。安心して味わってほしい」とPRしている。
式終了後、従業員らが選果場に届いた幸水を大きさや品質ごとに仕分けし、箱詰めした。