10日正午からシーサイドフェス 福島県相馬市
イベントをPRする小野理事長(左)と西村実行委員長
2022/09/07 17:50
相馬の海の魅力を発信するイベント「SOMAシーサイドフェスティバル」は10日正午から、福島県相馬市尾浜の松川浦大橋下にある広場で催される。
相馬青年会議所(JC)の主催で、昨年に続いて企画した。海の生き物に触れるタッチプールや潮干狩り体験、紙ランタンやキャンドルのハンドメイドなど多彩な体験ブースが設けられる。ホッキ貝の貝殻を使った一対一の勝負で対戦相手の貝殻を割った方が勝つ「ホッキ貝ケンコ割り大会」も子どもたちを対象に催す。浴衣姿の来場者による「浴衣コンテスト」や、特産のノリを使った早食い大会などある。
ステージでは、東日本大震災後から相馬市民と交流を深めているシンガー・ソングライターLOVEさんらが出演しライブを繰り広げる。午後7時半からは地元企業などの協賛による約1200発の花火が打ち上げられ、海上の夜空を彩る。
会場には浜焼きをはじめ地元の海産物やスイーツ、屋台料理を味わえる飲食ブースが16店舗出店する。
同JCの小野芳一理事長と西村昌也実行委員長は「地域の未来を担う子どもたちを中心に、家族で相馬の海の素晴らしさを感じる一日にしてほしい。花火打ち上げは、来場者に加えて度重なる地震災害やコロナ禍に苦しむ地元事業者が少しでも明るい気持ちになれるよう願いを込めている」と話している。