新たな舞台で躍進目指す J2昇格のいわきFC 13選手加わり平均年齢若返り

 

J2に挑む2023年シーズンに向けて始動したいわきFCの選手

 

2022/12/27 09:24

 

 来季から明治安田生命サッカーJ2に挑むいわきFCは26日、来年2月の開幕に向けて始動した。新たに13選手を迎え、平均年齢は22・9歳とさらに若返った。2年目の村主博正監督(46)の下、新舞台での躍進を目指し、一足早いチームづくりが始まった。

 選手らは3週間のオフを経て、いわき市のいわきFCフィールドで約2時間30分、走り込みやミニゲームなどに取り組んだ。流通経済大4年のMF加瀬直輝選手(22)と大阪体育大4年のDF河村匠選手(22)=ともに尚志高出身=の2人も参加。加瀬選手は「東日本大震災をきっかけに尚志を選んだ。持ち味のスピードを生かして、県民に元気を届けたい」と意欲を示した。

 27日からは筋トレを3週間、高負荷で行う「鍛錬期」が本格化する。J3初代最優秀選手賞(MVP)など3冠のFW有田稜選手(23)は「加入当初は筋肉痛で起き上がれなかった」と明かし、「J2の外国人選手にはね飛ばされないように強度を上げていく」と気合を入れ直した。

 来年2月18日の開幕までにキャンプを行い、実戦経験を積む。初戦はいわきFCと同時にJ3から昇格した藤枝MYFCとホームで戦う。第2節は敵地で水戸ホーリーホックと対戦する。

 

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