「ヒラメの生ハム」「あんこうの唐揚げ」開発 福島県いわき市の団体 3月販売開始

 

常磐ものを使った新商品「あんこうの唐揚げ」「ヒラメの生ハム」をPRする今野さん(左)と阿部さん

 

2023/02/09 09:10

 

 福島県いわき市内の飲食店や漁師、仲卸業者でつくる団体「タイドテーブル」は、福島県沖で水揚げされた「常磐もの」を使った新商品「ヒラメの生ハム」「あんこうの唐揚げ」を開発した。3月に販売を始める。7日に県いわき合同庁舎で試食会を開いた。

 「ヒラメの生ハム」は上質なヒラメを熟成させた。100㌘入りパックを1970円(税込み)で販売する。「あんこうの唐揚げ」はアンコウに、いわき産コシヒカリ「いわきライキ」の米粉とエゴマをまぶして唐揚げにした。今後、内容量や価格を精査する。いずれも県地域産業6次化ビジネスモデル推進事業の補助金を活用して開発した。

 タイドテーブル代表の今野詠史さんが市内植田町で経営する「ダイニングキッチン月海」で提供する他、ネットでも販売する予定。今野代表は「『常磐もの』といわきの地場の野菜を組み合わせた新商品ができた。いわきの新たな逸品として発信したい」と語った。

 

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