初の「魚食の日」イベントにぎわう 福島県いわき市で特製「サンマのつみれ汁」など振る舞う

 

西さん特製の「サンマのつみれ汁」を受け取る来場者

 

2023/03/05 20:59

 

 いわき七浜おさかなフェスティバルは5日、福島県いわき市小名浜のアクアマリンパークなどで開かれた。

 毎月7日を「魚食の日(愛称・さかなの日)」とする市の条例が2020(令和2)年2月20日に制定されてから、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け続け、今回が初のイベントとなった。

 アクアマリンパークエリアでは、市内のキッチンカーや物販ブースが並んだ。市中央卸売市場の水産卸、仲卸、関連会社の社員有志でつくる「いわき魚塾」の会員と内田広之市長による「アンコウの吊(つる)し切り」が行われた。サッカー日本代表専属シェフの西芳照さん特製の「サンマのつみれ汁」も振る舞われた。

 いわき・ら・ら・ミュウエリアでは、文化庁100年フードに認定されているアンコウのどぶ汁やサンマのポーポー焼き、メヒカリの唐揚げが限定で提供された。子ども向けの模木魚釣り体験なども繰り広げるなど、地元の魚の魅力を発信した。

 

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