特産品販売、魅力発信 福島県葛尾村 復興交流館5周年 11日、村制施行100周年式典
ヤギにミルクを与え、笑顔を見せる子ども
2023/06/11 10:03
福島県葛尾村の葛尾むらづくり公社は10日、葛尾村復興交流館あぜりあで村制施行100周年と、同館の開館5周年を記念した感謝祭「あぜりあ市」を開いた。村民らが節目を祝い、農産物や特産品の販売を通し、高原の里の魅力を再確認した。
村に関係する村内外の約30企業・団体が出店した。ふるさとのおふくろフーズの伝統食「凍み餅」や、畜産業の牛屋が生産した村内産羊肉のジンギスカン丼、村婦人会による「ツールドカレー」、金泉ニットのニット製品などが並んだ。
ステージイベントが行われた。移住者の大束晋さんによるルーマニア楽器「パンフルート」の演奏、民謡歌手佃光堂さんのショーなどを繰り広げた。
かつらおファームによる動物とのふれあいコーナーでは、子どもたちがヤギにミルクを与えて楽しんだ。村内産バナメイエビの串焼きを無料配布したほか、羊肉やコチョウランが当たる抽選会も催した。
あぜりあは2018(平成30)年6月に村民の交流、復興の拠点施設として中心部にオープンした。
村内の村健康増進センターでは11日、村制施行100周年の記念式典が行われる。