10月5日は「ひろの童謡の日」 「とんぼのめがね」舞台の福島県広野町 日本記念日協会が登録

 

「ひろの童謡の日」の記念日登録証を手にする遠藤町長

 

2023/10/04 09:17

 

 童謡「とんぼのめがね」の舞台として知られる福島県広野町は、10月5日を「ひろの童謡の日」と定めることについて日本記念日協会の登録を受けた。町民が結束して童謡を未来に継承し、新たな童謡の発信に取り組む。

 広野町は「とんぼのめがね」のほか唱歌「汽車」の舞台の一つとも言われ、1994(平成6)年から「ひろの童謡(うた)まつり」が開催されている。町の童謡作詩コンクールで生まれた曲は30曲を数え、童謡を絵本にする事業が進むなど、町民が童謡に親しんでいる。

 童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風の出身地・兵庫県たつの市と2018年10月5日、「童謡の里づくりのまち」交流協定を締結したことにちなみ、この日を記念日とした。

 童謡の日制定を記念して5日午後1時20分から、ラジオ福島で特別番組を放送する。ラジオ福島は日本記念日協会と連携協定を結んで県内の記念日登録を支援しており、広野町にも協力した。

 

■14日ひろの童謡まつり

 第26回ひろの童謡まつりは14日午後1時30分から、広野町中央体育館で開かれる。ふたば未来学園中など7団体、町童謡大使・県教育復興大使の真理ヨシコさんらが出演し、多くの童謡を披露する。遠藤智町長が「ひろの童謡の日」の登録証を紹介する。

 

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