太平洋を見下ろす丘でミカン狩りを楽しむ児童

2023/12/05 09:32

福島県広野町の広野小児童は４日、町役場近くの「みかんの丘」でミカン狩りを体験した。

　町は「東北に春を告げるまち」をキャッチフレーズにしており、温暖な気候をＰＲしようと１９８５（昭和６０）年、全戸にミカンの苗木を配った。現在は、みかんの丘と高倉地区、上北迫地区の３カ所で栽培している。

　町児童館に通う広野小の１～５年生１９人が参加し、遠藤智町長が「古里広野のミカンを味わってほしい」とあいさつ。児童は楽しそうにミカンをもぎ取り、早速頬張っていた。１年生の中島穏空（しずく）さん（７）は「甘くておいしい」と笑顔を見せた。