浪江町「住みたい田舎」2部門1位 温暖な気候、海の幸など評価

 

住みたい田舎ベストランキングの2部門で1位に輝いた浪江町。温暖な気候や請戸漁港で水揚げされる豊富な海の幸などが評価された

 

2024/01/14 09:30

 

 宝島社(東京都)が発売した月刊誌「田舎暮らしの本2月号」の2024(令和6)年版「住みたい田舎ベストランキング」で、福島県浪江町が人口1万人未満の町の総合、若者世代・単身者の2部門で1位に選ばれた。人口5万人以上10万人未満の市の総合部門では南相馬市が3位に入った。

 全国の市町村を対象に278項目のアンケートを行い、587市町村が回答。市町村を人口規模に応じて8グループに分け、総合、若者世代・単身者、子育て世代、シニア世代の4部門で魅力を点数化した。

 浪江町は温暖な気候で暮らしやすく、請戸漁港で水揚げされる海の幸が豊富な点が評価された。移住者同士の交流が盛んで、水素エネルギーの地産地消や、福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の立地など新たな技術に挑戦している点も魅力とされた。子育て世代とシニア世代の2部門では3位に入った。

 南相馬市は子育て環境の整備や移住・定住の支援などが評価を受けた。若者世代・単身者、子育て世代の2部門で5位だった。

 

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