宇宙の縁 さらに発展 福島県浪江町で第2回「復興サミット」

 

宇宙や復興について語り合ったサミット

 

2024/07/28 10:53

 

 東日本大震災の復興事業「東北復興宇宙ミッション」の参加団体による「復興宇宙サミット2024 in NAMIE」は27日、福島県浪江町地域スポーツセンターで開かれた。

 東北復興宇宙ミッションを手がける一般社団法人ワンアース(茨城県)の主催。昨年の楢葉町での開催に続き2回目。ミッションにかかわった県内外の自治体などから約90人が参加した。国際宇宙ステーション「きぼう」で保管され帰還した桜を被災地などに植える「きぼうの桜」に携わった山梨県の甲陵高、新潟県の糸魚川白嶺高の生徒が復興への思いなどを語った。

 地元の浪江町をはじめ参加した自治体の代表者は、それぞれの地域のPRや復興状況などを発表した。ミッションをきっかけにできた交流を生かし、どう発展させていくか意見交換した。

 参加者は2025年に宇宙に運ぶメッセージに寄せ書きした。

 

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