ウクライナの高校生、福島県で復興状況学ぶ いわき市では中学生と交流 6日は浪江、双葉両町訪問

小川中の生徒と学活で交流するウクライナの高校生ら
2025/02/06 11:02
ロシアによる侵攻が続くウクライナの高校生と教員ら9人は2日から7日まで、復興状況を学ぶため福島県を訪れている。4日にはいわき市の小川中で高校生が授業に参加し、中学生と交流した。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興について学ぶスタディーツアーで、郡山高が受け入れ校となって主催し、京都教育大伊藤駿研究室などが共催した。
小川中での交流には、ウクライナ・ジトーミル市のリペトスキィ・セルヒーさんら14歳から17歳までの高校生6人が参加。中学生と一緒に書写や数学、英語、音楽の授業を受けた他、学活交流で折り紙作りなどを体験した。日本の給食も味わった。
高校生は6日、浪江町の震災遺構・請戸小や双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館などを訪問する。