震災発生後のアルコール依存症 支援の記録DVDに 福島県の相双広域こころのケアセンターなごみ 回復過程捉える

 

DVDを手にする米倉センター長

 

2025/03/16 11:07

 

 福島県の相双広域こころのケアセンターなごみは、東日本大震災発生後、アルコール依存症になった南相馬市の男性の支援を映像化したDVD「被災地の依存症者への関わりから読み解く~生きることを支えるヒント~」を製作した。

 

 避難生活で家族と離ればなれとなった男性は、息子を自死で亡くしたショックでアルコール依存症となった。なごみの米倉一磨センター長らが男性の元に通い、交流を通じて依存症の治療を働きかけ、回復させていく様子を捉えた。2020(令和2)年から2023年までの活動を記録した。

 震災と原発事故被災者の支援と再生を記録したドキュメンタリー映画「生きて、生きて、生きろ。」の一部を編集した。なごみを運営するNPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会理事長の大川貴子福島医大准教授と米倉センター長が対談形式で解説するシーンを加えた。

 米倉センター長は「心の問題に悩む人との接し方が分かる教材として役立ててほしい」と話している。

 DVDは約60分で価格は9千円(税別)。問い合わせは日本電波ニュース社か、なごみへ。

 

関連記事

ページ上部へ戻る