漁師の仕事に触れて 漁船「幸丸」塗り直し体験 福島県いわき市の江名港

 

はけを使って漁船の船体にペンキを塗る参加者

 

2025/03/26 17:04

 

 漁師の仕事に触れてもらおうと、福島県いわき市漁協所属の漁船「幸丸(さちまる)」の船体を塗り直すメンテナンス体験会が22日、同市の江名港で開かれた。県内外の参加者が青空の下で白や緑のペンキを塗っていった。

 船長の金田徳二さんと、徳二さんの長女で漁業コミュニケーターとして活動する久保奈都子さんが企画。久保さんを通じて集まった市内や関東圏の子どもや大人15人が参加した。

 幸丸は1999(平成11)年に造船され、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を乗り越えた。塗装はさび防止などの効果があり、参加者は塗装がところどころ剥げていた船のへりやマストをはけで丁寧に塗っていった。

 本格的な塗り直しは約10年ぶりといい、徳二さんは「新造船みたいだ」とご満悦。持続可能な漁業を実現しようと活動している奈都子さんは「漁業と一般の人の距離を近づけるイベントを継続し、漁業の当事者を増やしていきたい」と話した。

 

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