内郷地区の児童に盆踊り指導 福島県いわき市 8月13日から15日まで「いわき回転やぐら盆踊り大会」

 

山崎さん(手前中央)から盆踊りの振り付けの指導を受ける内町小児童

 

2025/07/07 15:10

 

 福島県いわき市のいわき回転やぐら盆踊り大会実行委員と内郷公民館は今月、内郷地区の小学校5校の児童に盆踊りを指導している。

 8月13日から15日までの3日間、JR内郷駅前広場で開かれる「いわき回転やぐら盆踊り大会」への参加を促し、地域の伝統行事である盆踊りの担い手育成につなげる。児童への指導は昨年に続く取り組みで、内郷地区文化協会副会長の山崎節子さんが講師を務めている。

 初日の3日は内町小で行い、3、4年生43人が参加した。回転やぐら盆踊りの歌に合わせ、山崎さんが手本を見せながら児童に振り付けを教えた。児童は輪になって踊り、山崎さんの動きを参考に真剣な表情で取り組んだ。今後は綴、高坂、宮、御厩の各校でも指導する。

 大会は常磐炭鉱の事故による犠牲者の慰霊のために始まり、今年で70回目を迎える。8月13日が前夜祭で、本祭となる14、15の両日は午後6時15分から総踊り、午後6時30分からは盆踊りが繰り広げられる。

 

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