割烹料亭正月荘(福島県いわき市) 今年度の訪日客計730人 積極的な誘客活動が功を奏す

 

正月荘で昼食を楽しむ台湾からの旅行客

 

2026/02/19 15:40

 

 福島県いわき市の割烹料亭正月荘はインバウンド(訪日客)誘客に力を入れている。昨年度までの受け入れはなかったが、今年度はツアー旅行客を中心に、1月末までに約23件で計730人を受け入れており、積極的な誘客活動が功を奏している。

 多言語対応のオリジナルの観光パンフレットを作成し、県や市が主導する台湾での商談会に参加している。現地旅行会社への訪問やインバウンドを扱う首都圏の旅行代理店に対しての営業活動に取り組み、浜通り地方の魅力を訴求している。26日には正月荘で、浜通りの観光コンテンツや食の魅力を発信するビジネス商談会を開催し、インバウンド戦略などに関する講演会も催す。

 9日には台湾から日本観光に訪れたツアー客約80人を受け入れ、地元食材などを使った昼食を振る舞った。常磐ものの魚介類や地場の野菜などを使った天ぷら、イチゴのデザートなどを提供。動物由来の食品を口にしない「ヴィーガン」向けの食事にも対応する。

 女将の鈴木華奈子さんは「食を通じて地域の魅力を発信し、浜通り地方の観光地にも目を向けてもらえるよう、今後もインバウンドを受け入れていきたい」と話している。

 

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