2021年の野馬追に向けて、クラウドファンディングを開始
相馬野馬追執行委員会は、約1000年の歴史を有する「相馬野馬追」継続を目的に2020(令和2)年9月20日までの1,000万円を目標とするクラウドファンディングを開始しました。
昨日27日で2020(令和2)年の祭事を終えた「相馬野馬追」。本年度の祭事は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一般来場者の参加を禁止し、関係者のみで執り行う苦渋の決断での開催となりました。
あまり知られていない事実として、相馬野馬追に出場する400頭の馬の半数にあたる200頭は、地域の馬主によって飼育されており、馬の飼育に必要な餌代等を奨励金として馬主に支払うことで、「相馬野馬追」を継続させていました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本年の開催は、無観客で行われたため、馬主への奨励金の支払いや2021(令和3)年の開催に向けて使われる運営の原資となる入場料収入、企業による協賛金を得ることができなかったため、来年の開催が危ぶまれています。
このような背景の中、相馬野馬追執行委員会では、クラウドファンディングでの資金確保を行うこととなり、2020年7月28日時点で目標額の1/4にあたる270万円の寄付を得ています。
相馬野馬追を継続させるためにも、是非寄付をお願い致します。
【相馬野馬追のクラウドファンディングに関して】
一千年続く日本一の侍・馬事文化「相馬野馬追」を守りたい!
(クリックするとクラウドファンディングの詳細ページに遷移します)
【浜通り地区で行われているクラウドファンディング】
大桑原つつじ園 (目標金額300万円)
福島牛食べて応援!!民報クラウドファンディング支援金募る(目標2000万円)
いわきのお宿にエール(目標1000万円)
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