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【76年目の記憶 語り継ぐふくしまの戦争(1)】左肩に残る弾の破片
「生き残れた理由はただの『運』でしかないんだ」。昭和村野尻の佐藤庄市さん(98)は一九四四(昭和十九)年、ビルマ(現ミャンマー)北部バーモの日本軍守備隊として戦った日々を思い返す。今日の戦友が明日にはいない。死線をさ… -
東京電力の協力企業作業員1人感染
東京電力は福島第一原発で勤務する30代男性協力企業作業員が感染したと9日、発表した。8日に陽性が判明した。県が9日に発表した感染者に含まれる。福島第一原発関連の感染者は累計74人となった。 … -
福島県関係17選手、成果発揮 東京五輪総括
57年ぶりの自国開催となった東京五輪では、福島県関係の17選手が世界の猛者を相手に鍛錬の成果をぶつけた。自転車の新田祐大(33)=日本競輪選手会、白河高出身=以外は全員が初出場だった。持てる力を堂々と出し切り、日本中… -
東京五輪 復興「伝えられず」58・3%、「伝えられた」37・0% 福島民報社世論調査
福島民報社は福島テレビと共同で福島県民世論調査(第34回)を実施した。「復興五輪」を理念に掲げた東京五輪について、復興状況や支援への感謝などを国内外に伝えることができたと思うか尋ねたところ、「全く伝えられなかった」「… -
レスリング川井梨紗子V2 夏季初の姉妹「金」 空手清水希容、競歩池田向希は銀 卓球女子団体も
東京五輪第14日の5日、レスリング女子は57キロ級の川井梨紗子(26)が前回リオデジャネイロ五輪の63キロ級に続く連覇を果たした。妹の友香子(23)=ともにジャパンビバレッジ=は4日に62キロ級を制し、夏季大会で日本… -
四十住「金」、開「銀」 スケボー女子10代躍動 4日の東京五輪
東京五輪第13日の4日、新競技スケートボードの女子パークで日本の10代選手が躍動した。四十住さくら(19)=ベンヌ=が優勝し、夏季五輪で日本選手史上最年少出場の開心那(12)=WHYDAH GROUP=は銀メダルを獲… -
金の入江選手を応援 福島県会津若松市の会津工業高校ボクシング部員
入江選手らが昨年合宿を行った福島県会津若松市の会津工高では、練習相手を務めたボクシング部員11人が観戦し、歴史的瞬間を見届けた。 校長室のテレビに集まった部員たちは、固唾(かたず)をのんで熱戦を見守っ… -
体操村上茉愛が床で「銅」 女子のメダル57年ぶり、個人では初 東京五輪
東京五輪第11日の2日、体操は女子種目別決勝の床運動で村上茉愛(24)=日体ク=が銅メダルに輝いた。体操女子のメダルは1964年東京五輪団体総合の3位以来、57年ぶり2個目。個人種目では初の快挙となった。 … -
UAEに福島県産桃200キロを輸出へ 震災後初めて 福島県が発表
福島県は2日、アラブ首長国連邦(UAE)への県産モモ200キロの輸出が決まったと発表した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生以降、同国への県産モモの輸出は初めて。 県によると、JAふくしま未来… -
柔道ウルフ、浜田が優勝 卓球伊藤は銅メダル
東京五輪第7日(29日)柔道は男子100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)と女子78キロ級の浜田尚里(自衛隊)がそろって金メダルを獲得した。男子100キロ級は日本勢5大会ぶり、女子78キロ級は4大会ぶりの制覇。 …