ロケット開発始動 宇宙関連ベンチャー企業AstroX 福島県南相馬で創業

 

アストロエックスが開発しているロケットのイメージ

 

2022/12/15 09:26

 

 宇宙関連ベンチャー企業AstroX(アストロエックス)が福島県南相馬市小高区で創業し、ロケット開発に乗り出した。高度数十㌔の成層圏まで飛ばした気球からロケットを発射し、高度約500㌔の低軌道に人工衛星を投入する。2025(令和7)年に実現する計画で、化学研究など幅広い分野での活用を提案する。

 同社は14日、5千万円の資金調達に成功したと発表した。ロケットには100㌔以下の人工衛星を積載する方針。同社によると、宇宙関連産業の市場規模は衛星データサービスの普及などで拡大しており、ロケットを打ち上げる需要も高まっている。ただ、国内では発射場所となる広い土地を確保するのが難しいという。気球でロケットをつり上げた状態で放つ技術を確立し、課題解消を目指す。

 実用化に向けては、南相馬市原町区の福島ロボットテストフィールドでの実験を検討する。小田翔武(しょうぶ)社長は「福島から日本を盛り上げたい」と意気込んでいる。

 

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