いわきの食と農、魅力に触れる 福島県いわき市で親子体験教室 SDGsバスソルト作り楽しむ
農業体験でトマトの苗植えに取り組む参加者
2023/09/06 18:08
いわきの食と農、魅力に触れる 福島県いわき市で親子体験教室 SDGsバスソルト作り楽しむ農業体験を通じて食育や国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶ「いわきの農に触れる親子体験教室」は2日、福島県いわき市小川町で行われ、参加者がいわきの農と食の魅力に理解を深めた。
市内の若手生産者などでつくる「磐城のご飯をつくる会(磐飯)」の主催。県いわき地方振興局の「食の担い手応援事業」の一環として同振興局が協力した。子供向けの農業体験事業を通じて、農家のファンになってもらおうと企画。市内の小中学生ら17名が参加した。
参加者は市内小川町の根本農園に集合。同会の会長でトマト農家の根本一仁さんのビニールハウスでトマトの苗植えに取り組み、根本さんから栽培方法などに関する講話を聞いた。引き続き、ビニールハウス内で栽培過程で不要となったトマトの葉を使った「SDGsバスソルト」作りを体験した。市内泉町で地元作物を使用したコスメ開発を行うサロンARIRIAの阿部茜代表が講師を務めた。
その後、小川町の「BUN FARM」で鈴木文香代表から収穫のコツなどについてアドバイスを受けた後、ピーマンやナスの収穫を体験した。
根本さんは「子供たちに土に触れる機会を持ってほしいと思い企画した。いわきの農産物の魅力についてもっと知ってほしい」と語った。