楢葉のユズでビール開発 都路のホップジャパン
田村市都路町のクラフトビール製造会社「ホップジャパン」は、楢葉町特産のユズを使ったビールを商品化した。田村市産のホップとの相性はばっちりで、さわやかな味の逸品に仕上がった。期間限定で販売する。
ビールとかんきつ類はもともと合わせやすく、楢葉町で有機栽培されているユズに着目した。約二十キロを仕入れ、果汁や皮を醸造に用いた。昨年秋に自前の醸造施設が完成した同社にとって、初の地域連携商品となる。
限定で約千二百本を造った。同社で直売するほか、酒販会社を通して販売する。一本(三百三十ミリリットル)六百円(税込み)。
本間誠社長は「ユズのフレッシュな香りと若干スパイシーな香りが田村市産のホップと相まって、すっきりと飲みやすいビールになった」と話している。
問い合わせは同社 電話0247(61)5330へ。