震災10年、被災地の現状、課題を確認 滋賀の彦根東高新聞部が浜通りで取材

 滋賀県の彦根東高新聞部は二十五日から三日間、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から十年を迎えた福島の今を伝えるため浜通り各地で取材している。

 部員十一人が引率教諭と共に来県し、二十五日は二班に分かれて浪江町の道の駅なみえ、いわき市の道の駅よつくら港などで被災地の現状や課題を確かめた。東京五輪聖火リレーが始まった地域の様子、住民の声なども取材。副部長の内堀瑶(よう)さん(二年)は「きれいな建物が増えている一方で、若い世代の帰還が進まないことを嘆く声があり、復興は道半ばだと感じる」と受け止めた。

 二十六日はふたば未来学園高の演劇部員、福島民報社の記者らにインタビューし、二十七日は富岡町で開かれる県のジャーナリストスクールを取材する。

 彦根東高新聞部は震災が起きた二〇一一(平成二十三)年から毎年、福島県での取材を続け、学校新聞に「福島をつなぐ」と題した企画の掲載を続けている。今回の取材を基にした震災十年の学校新聞特別号を四月末ごろ発行する。

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