豊島が3大会連続代表 東京パラリンピック車いすバスケットボール男子
日本車いすバスケットボール連盟は十七日、東京パラリンピック男子日本代表内定選手十二人を発表し、福島県いわき市出身の豊島英(あきら)(32)=WOWOW=が選ばれた。豊島は二〇一二(平成二十四)年のロンドン大会、二〇一六年のリオデジャネイロ大会に続き三大会連続出場となる。東京大会ではパラリンピックで自身初の主将を務める。
豊島は幼少期に患った髄膜炎の後遺症で下半身がまひしている。いわき市の平養護学校(現平支援学校)中学部二年の時、同市のクラブチーム「TEAM EARTH」で競技を始めた。平商高を卒業後、二〇〇九年から宮城県のクラブチーム「宮城MAX」に所属している。仙台市在住。
県勢では豊島の他、陸上女子四百メートル(視覚障害T13)の佐々木真菜(23)=東邦銀行=、柔道女子(視覚障害)四十八キロ級の半谷静香(32)=トヨタループス、いわき市出身=が東京パラリンピック代表に内定している。