「サンシャインいわき梨」本格出荷 JA福島さくら選果場で操業開始式

 

 福島県いわき市のJA福島さくらいわき梨選果場で10日、今季の操業開始式が行われ、同市特産の「サンシャインいわき梨」の出荷が本格的に始まった。果実の大きさは平年並みで糖度も十分という。

 幸水(こうすい)、豊水(ほうすい)、涼豊(りょうほう)、新高(にいたか)の4品種の順に10月中旬まで、市内の市場などを中心に約580トンを出荷する。

 2017(平成29)年からは毎年ベトナムにも輸出していたが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止する。

 操業開始式に出席したJA福島さくらいわき梨部会の渡辺一男部会長は「待ちに待った出荷シーズン。多くの人に味わってもらいたい」と述べた。式終了後、従業員が選果場に届いた幸水を大きさや品質ごとに仕分けし、箱詰めした。

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