来館者10万人を突破 福島県双葉町の震災・原子力災害伝承館

 

小林副館長から記念品を受ける中里さん(左から2人目)家族

 

2022/03/14 18:10

 

 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館の来館者が14日、10万人を突破した。10万人目は、千葉県印西市の会社員中里好宏さん(48)で、妻と子ども4人の6人で訪れた。

 小林孝副館長が同館のガイドブックや防災グッズ、絵本、同館オリジナルのシャツとファイルを中里さん家族に贈った。

 中里さんは家族旅行で仙台市を訪問しており、震災に関連する施設を巡った。いわき市にも訪れる予定で、沿岸部を通った際、福島県に伝承館があるのを知り来館した。来館までの道中、双葉町の現状を目の当たりにし、復興には時間がかかると感じたという。「伝承館の資料を見て、子どもたちと一緒に震災に関する理解を深めたい」と話した。

 同館は2020(令和2)年9月20日、双葉町中野地区に開館した。同館によると、10万人目は開館から2年で達成する見込みだった。約1年半での達成に小林副館長は「県内外を問わず、震災を風化させないという思いに共感している人が多いのではないか」とみている。

 

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