大熊町図書館の蔵書20日から無償譲渡 好評で第2弾 復興拠点整備で解体を控え
2022/06/09 17:29
福島県大熊町教委は20日から22日まで、町図書館の蔵書を無償で譲渡する。利用者らへの感謝を込め、5月にも譲り渡していたが好評だったため、2回目として企画した。
町図書館は、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の整備により解体される。図書館の蔵書を個人の読書活動に役立ててもらおうと、1人50冊を上限に譲る。5月に50冊もらった人は参加できない。
時間は午前10時から正午、午後1時半から午後3時半の2部制で、定員は各回とも先着50人。17日までに参加申し込みが必要。