スポーツイベントの運営支援ボランティアが意見交わす 福島県・Jヴィレッジでサミット
スポーツによる地域振興などについて意見を交わす(右から)石河、天野、大倉の各氏。左は村松氏
2022/10/24 09:42
東北地方を中心に各種スポーツイベントの運営を支援しているボランティアが集まり意見交換する「東北スポーツボランティアサミット2022」のトークイベントは23日、Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)で開かれた。
サッカーJ3いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長、川崎フロンターレタウンコミュニケーション部の天野春果部長、NPO法人クラップスの石河美奈代表が登壇した。東北大の村松淳司教授が進行役を務めた。
3人は「Jリーグチームとボランティア」「スポーツによる地域振興と福島復興」をテーマに意見を交わした。ボランティアは大会の運営を手伝うためだけではなく、観客との人間関係を構築するために重要な役割を果たすと強調した。多くの人が再び試合会場に足を運ぶような工夫が必要になるなどの声も挙がった。
サミットはNPO法人うつくしまスポーツルーターズの主催。県内での開催は3回目。23日にJヴィレッジで行われたいわきFCの試合の運営に携わったボランティアら約40人が参加した。