来季のJ2ライセンス交付 J3のいわきFCと福島Uに 福島県チーム初 Jリーグが理事会

 

2022/10/26 09:17

 

 Jリーグは25日、理事会を開き、J3のいわきFCと福島ユナイテッドFC(福島U)への来季のJ2ライセンス交付を決めた。福島県のチームでは初となる。今季、J3で首位のいわきは年間2位以内に入ればJ2に昇格する。早ければ30日の次戦の結果次第で昇格が決まる。

 いわきと福島Uは6月末にライセンスを申請した。交付には、スタジアムの8千席以上の観客席や大型映像装置の設置など一定の要件を満たす必要があるが、両クラブは要件を満たすスタジアムがないため、昇格後の整備を条件とする例外規定の適用を求めていた。Jリーグから独立した第三者機関の審査を経て、ライセンス交付が正式に承認された。

 理事会終了後に会見したJリーグの野々村芳和チェアマンは「福島にJ2クラブが誕生する環境が整った。県内の2チームが切瑳琢磨し、サッカー界を盛り上げてほしい」と語った。

 福島Uは既に3位以下が決まっており、今季の昇格はない。

 

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