復興海浜緑地は請戸小北側で2026年度開園目標 復興牧場の建物、年度内に着工 福島県浪江町

 

復興牧場の完成予想図

 

2024/01/24 09:53

 

 

 福島県浪江町が計画していた公園「復興海浜緑地(多目的広場)」は、東日本大震災の津波被害を受けた町内請戸地区の震災遺構「請戸小」北側に整備し、2026(令和8)年度の開園を目指す。災害時対応機能を備え、平時にはパークゴルフ場として活用する。

 23日に開いた町の臨時議会で工事請負契約締結の議案を可決した。国と県が整備している復興祈念公園の防災・減災機能を補完する。事業面積は約5ヘクタール。緊急ヘリポートなどに役立て、自衛隊らによる救援・救護活動の拠点とする。請戸漁港で荷揚げされる物資の仮置き場としての役割も担う。

 パークゴルフ場は4コース計36ホールを設ける。町民ら多くの人を呼び込み、地域の憩いの場とする。

 また、浪江町棚塩地区に計画されている大規模畜産施設「復興牧場」の建物建設工事が年度内にも始まる見通しとなった。牛舎や発電設備など約20棟を整備する。2026(令和8)年度の供用開始を目指す。23日、町の臨時議会で工事請負契約締結の議案を可決した。

 約25ヘクタールの敷地に新設する。飼育する牛のふん尿から抽出したメタンガスを活用して発電し、牧場内で使う電力全体の約6~7割を賄う。

 復興牧場は町が県酪農業協同組合、全国酪農業協同組合連合会と協定を結び、酪農畜産業の再生拠点として整備を進めている。乳牛など約2000頭を飼育し、年間の生乳生産量は約1万トンを見込む。

 

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