福島県新地町が舞台のアニメ「鹿狼山の手長明神」完成
沼田さんから認定証とDVDを受ける大堀町長(左)
2024/02/06 05:11
福島県新地町を舞台にしたアニメ「鹿狼山の手長明神」が完成し、5日、町役場でお披露目された。
日本各地の海にまつわる民話をアニメ化して次世代につなぐ、日本財団と日本昔ばなし協会の「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環。県内では、いわき市、鮫川村に続き3件目。「鹿狼山の手長明神」は5分30秒ほどの長さのアニメで、鹿狼山や新地貝塚の由来、海の恵みへの感謝などを描いている。
監督を務めた沼田心之介さんが町役場を訪れ、大堀武町長に「海ノ民話のまち」の認定証とDVDを手渡した。沼田さんは「上映や商品化などで活用してほしい」と呼びかけた。大堀町長は「町のPRにつなげたい」と話した。