福島県いわき市の東日本国際大と新潟県上越市の上越教育大 教員養成で連携協定 教職員を目指す学生の受け皿に

 

協定書を交わした(左から)中山学長、緑川理事長、林学長

 

2024/08/27 15:28

 

 福島県いわき市の東日本国際大は26日、新潟県上越市の上越教育大と教員養成に関する連携協定を結んだ。教職員を目指す東日本国際大の学生の受け皿として協力してもらう。

 上越教育大は教員免許を取得できる大学院学校教育研究科(専門職学位課程・修士課程)を設けている。東日本国際大には教職課程がある学部とない学部があり、学部卒業後に教員免許のグレードアップや免許の新規取得を目指す学生を上越教育大の同研究科に送り出したい考えだ。

 協定により、東日本国際大の学生は大学側の推薦で筆記試験が免除される他、入学料の半額免除や割安の宿舎への優先的入居などのメリットを受けられる。

 26日に東日本国際大で協定締結式を行い、同大の中山哲志学長と同大を運営する学校法人昌平黌の緑川浩司理事長、上越教育大の林泰成学長が協定書を交わした。

 中山学長は「学生の将来に教職員への道が開かれた」、緑川理事長は「法人として学生にさまざまな機会を与えたい」と述べた。林学長は「人間力のある東日本国際大の学生が上越教育大で学べば、即戦力の教育人材が育つはずだ」と今後の連携に期待した。

 

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