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処理水情報発信で意見交換 「知事の海外訪問影響力」 満山在英福島県人会長
福島県の内堀雅雄知事は二十四日、ワールド県人会長を務める在英県人会「ロンドンしゃくなげ会」の満山喜郎会長(白河市大信出身)とオンラインで懇談し、東京電力福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含む処理水の正確な… -
収穫量確保へ対策費 凍霜害で福島県が補正予算 来年以降の防止策も
福島県内で過去二番目の被害額となった四月の凍霜害を受け、県は収穫量と品質の確保、来年以降の被害防止に向けた対策費を支援する。果樹の枝せん除に要する経費、防霜ファン導入費の一部を補助するほか、市町村と連携した資材購入費… -
新型コロナの福島県非常事態解除 時期巡り知事「月末で脱却したい」
新型コロナの感染拡大に伴う福島県内全域を対象とした県独自の非常事態宣言(十五日~三十一日)の解除時期について、内堀雅雄知事は二十四日の記者会見で「今月末で脱却したいとの思いがある。県民と一緒になって(感染防止対策に)… -
福島県内21人感染 新型コロナ・23日県発表分
福島県は県内で二十一人の新型コロナウイルス感染が確認されたと二十三日、発表した。喜多方市の社会福祉法人啓和会が二十二日に公表した特別養護老人ホームいちょうの木(湯川村)の職員一人と塩川のびやか保育園(喜多方市)の職員… -
絶滅危惧指定の希少植物ヒナノキンチャク 田村・あぶくま洞周辺に群生、PRや保全
田村市滝根町の観光鍾乳洞「あぶくま洞」周辺に、「ヒナノキンチャク」が群生している。環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に指定されている希少な植物で、専門家は、あぶくま洞周辺を「国内で最も大きな個体群の一つ」とする。あ… -
五十人山で安全祈願祭 都路葛尾・山開き神事は断念「来年こそ」
田村市の都路町観光協会は二十三日、同市都路町と葛尾村にまたがる五十人山(ごじゅうにんやま・八八三メートル)の山頂で安全祈願祭を行った。当初は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後初めての山開き神事を盛大に予定… -
農地に咲く復興のシンボル クリムゾンクローバーが見頃
葛尾村で、田畑の地力を回復させる緑肥として植えられているクリムゾンクローバーが深紅の花を咲かせ、見頃を迎えている。二〇一六(平成二十八)年六月に東京電力福島第一原発事故による避難指示が一部地域を除き解除された村で、毎… -
聖光学院2大会ぶりV 民報旗争奪春季高校野球県大会
福島民報旗を懸けた第七十三回春季東北地区高校野球県大会は最終日の二十三日、会津若松市のあいづ球場で決勝と三位決定戦を行った。決勝は聖光学院が学法石川を13-7で破り、新型コロナウイルスの影響で中止となった昨年を除いて… -
新地「海のみえるガーデン花木山」開園10年 苦境乗り越え
新地町の鹿狼山の麓にある「海のみえるガーデン花木山」は来月、開園から十年を迎える。園主の荒正治さん(70)=同町福田=が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が起きた二〇一一(平成二十三)年六月にオープンし、二百種近… -
原因は高線量「ゲル」 第一原発排水路 放射性物質濃度上昇 東電発表
東京電力福島第一原発の1号機原子炉建屋北側を通る「物揚場排水路」で三月に雨水の放射性物質濃度が上昇した問題について、東電は二十日、排水路上流にある廃棄物一時保管エリアのコンテナから漏えいした高線量のゲル状の塊が原因だ…