福島イノベーション・コースト構想推進機構とあぶくま信用金庫(本部・福島県南相馬市)が連携協定
協定を結んだ斎藤理事長(左)と太田理事長。右は鈴木常務理事
2022/10/02 09:47
福島イノベーション・コースト構想推進機構とあぶくま信用金庫(本部・福島県南相馬市)は1日、福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の推進に向けた連携協定を締結した。
信金中央金庫が協力機関として参画する。イノベ構想にかかわる進出企業や地元の創業事業者に対し、同機構とあぶくま信金が緊密に連携し、融資やファンドの活動で資金調達の支援を強化する。双方が持つ情報、ネットワークを生かし地元と県内外の企業とのマッチングを図る。
移住者に対する各種ローンの相談対応、交流人口拡大イベントへの協力なども盛り込んだ。
締結式は1日、南相馬市の福島ロボットテストフィールドで行った。機構の斎藤保理事長が「地域に効果が及ぶように連携を深める」、あぶくま信金の太田福裕理事長が「連携を基に地域経済のさらなる回復を目指す」と述べ、協定書に署名した。信金中央金庫の鈴木存常務理事が立ち会った。