被害を未然に防げ! ゲームセンターを緊急検査 大阪市の火災受け 福島県いわき市消防本部

 

消火栓の一を確認する職員

 

2025/01/27 17:30

 

避難経路を確認する職員

 

 21日に大阪市のゲームセンターで火災が発生したのを受けて福島県いわき市消防本部は23、24の両日、市内のゲームセンターで緊急立ち入り検査を行い、ゲームセンター特有の火災被害を未然に防ごうと、消防署の職員が施設内を確認した。

 市内5カ所のゲームセンターで実施した。24日は同市中央台飯野のドリームファクトリーいわきを訪れ、職員が消火器や消火栓などの消火設備や、避難経路を点検した。

 検査を行った平消防署中央台分遣所の馬上由雄所長によると、ゲーム機の配線にほこりがたまったり、配線が大型機械に挟まったりなどして発火する可能性があるという。多くの人が集まる場所でもあり、一度火災が発生すると人的被害が大きくなる危険もある。ドリームファクトリーいわきでは機械のワット数を抑えていて、出火した場所によって避難経路を変えるなど、火災予防対策を行っていた。

 馬上所長は「配線による火災の危険性をゲームセンター側にも再認識してもらい、防止に努めてもらいたい」と話し、「電気火災は一般家庭でも発生するので注意してほしい」と呼びかけた。

 

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