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双葉郡の農業再興に新会社 福島・富岡町にJA福島さくら
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で甚大な被害を受けた双葉郡の農業再興に向け、JA福島さくら(本店・郡山市)は8月、富岡町に新会社を設立する。被災地では高齢化や収益面での不安などを理由に営農再開に踏み切れない農家… -
ふくしま駅伝11月21日開催 2年ぶりに白河―福島結ぶ16区間
福島県の福島陸協と福島民報社は11月21日の第33回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)を、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、2年ぶりに白河市と福島市を結ぶ16区間で開催する。30日、市町村担当者… -
復興への願い記す 昨年、避難準備区域解除 両竹地区の竹に短冊飾る 双葉の伝承館で七夕
双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で十六日、七夕イベント「短冊に願いを込めて」が始まった。来館者が復興への願いを短冊に書き、竹に飾り付けている。七月十五日まで。 幅広い世代の人に震災や原子力災害に… -
「反対」などの意見書、福島県内9議会が可決 処理水放出の政府決定後に
東京電力福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水について政府が海洋放出方針を決定した後、福島県内五十九市町村議会のうち九議会が十一日までに「海洋放出に反対」「処分方針の撤回」「慎重な対応」などを求め… -
特定復興再生拠点区域 来春解除へ 農への意欲高める政策を【復興を問う 帰還困難の地】(82)
東京電力福島第一原発事故により双葉町下羽鳥地区からいわき市に避難している農業沢上栄さん(71)は市内の水田約五十アールで稲作に取り組んでいる。「双葉の田んぼを原発事故前の状態に戻し、次の世代に継承したい」。脳裏にはい… -
「方向性一日でも早く」将来の決断し切れない【復興を問う 帰還困難の地】(81)
東京電力福島第一原発事故により福島県双葉町からいわき市に避難している農業沢上栄さん(71)は、二〇一一(平成二十三)年三月十二日に水素爆発を起こした福島第一原発1号機の映像を見た時、衝撃とともに不思議な懐かしさを感じ… -
「期限内の明示は困難」 方針決定先送りにあきれ【復興を問う 帰還困難の地】(80)
福島県双葉町の水田で、青々とした苗が風にそよぐ。東京電力福島第一原発事故により全町避難が続く双葉町は五月十九日、町内の帰還困難区域にある特定復興再生拠点区域(復興拠点)内の下羽鳥地区の水田で水稲の試験栽培を始めた。関… -
相馬双葉漁協ホッキ貝漁開始 本格移行期間で初出漁
福島県・相馬双葉漁協の今季のホッキ貝漁が今月解禁され、二日から漁が始まった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後に試験操業で再開されたホッキ貝漁は今年で六年目。今年四月に試験操業から本格操業への移行期間に入ってか… -
福島県の5町村の求め応じず 政府、6月末の方針明示困難 復興拠点外の避難指示解除
福島県の東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)外の避難指示解除方針について、政府は一日、帰還困難区域を抱える福島県内五町村でつくる協議会に対し、六月末までの明示は困難との認識… -
双葉町で田植え 原発事故後初、試験栽培始まる
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により全町避難が続く双葉町で十九日、水稲の試験栽培が始まった。町内での作付けは震災、原発事故の発生後初めて。 特定復興再生拠点区域(復興拠点)内にある下羽鳥地区の…