サウナー大満足のホテルグラード新地&つるしの湯

 

最初に言います。

福島県浜通りの旅、初日に宿泊したホテル『ホテルグラード新地』が最高でした!

国内のホテル選びの第一条件:スパ or 大浴場があること!

国内旅行で楽しみなこと:地方のスーパー銭湯 or サウナに行くこと!

福島県浜通りの旅が決まり、初日は北の方まで行きたくて、北部エリアの宿泊先ホテルと浜通り近隣のサウナ施設を探したところ、まさかのまさか。同時ヒットの場所が見つかるなんて!

2019年6月オープンの新しい施設で日帰り温泉の『つるしの湯』が併設の『ホテルグラード新地』。

高級ホテルや旅館以外のホテルに泊まる場合、新しいホテルに泊まるようにしています。

理由は、清潔であることはもちろんですが、日々進化するサービスや設備、室内の仕様が仕事や自宅のインテリアの新しいアイディアの勉強になるからです。

昼前にいわき駅に着き、色んなところに立ち寄りながら約100kmを車で移動しホテルに着いたのは夕刻前。

広大な土地、雲り空の合間からのわずかな太陽の光を見て、まるでアキ・カウリスマキの映画の中にいるような、北欧の国の地方都市に流れ着いた旅人気分になります。

気軽に海外旅行に行けないこのご時世、1年前の冬のフィンランド旅行が思い出され、同じような冬の気温と大地の景色に涙が出そうなくらい懐かしい気持ちになります。

ホテル予約サイトの口コミに「まわりに店やコンビニなど何も無い」との書き込みを見ましたが、こちらはむしろそんな環境を望んでいる東京に埋もれている人間です。

必要なものは来る道中の道の駅や地元のスーパー、コンビニで買い込めばいいじゃないか!

ホテルにはレストランもラウンジ・バーもありますし、カップラーメンの販売も、 共用スペースには電子レンジまで用意されています。

新しいホテルならではの部屋のドア前のライトはピンスポット。

ダブルベッドのお部屋。ベッド横の動線通路が広く、キャリーケースの開閉がスムーズ。そして宿泊者は温泉施設『つるしの湯』を利用が宿泊料金に含まれているので、タオルと館内着が準備されています。

部屋で一息ついたらお待ちかねの温泉&サウナタイムです。

(写真は公式サイトより)

こちらも先に言います。

サウナの温度&水風呂&外気浴、全て大満足レベルです!!!

サウナーでなくてもサウナが近年ブームであることをご存知な方も多いでしょう。

女性のサウナーが増えているとは言え、個人的な身近な友人達を見るとサウナ好きはそこまで多くないというのが私の肌感覚です。

とは言え、私がサウナの虜になったのは前述の1年前のフィンランド旅行がきっかけなので、歴は浅く、以前はドライサウナが苦手でした。

断然岩盤浴派で入ったとしてもミストサウナが限界でしたが、せっかくフィンランドに行くなら本場のサウナを経験したいとサウナに着いて調べ始め、ようやく理解したのが「サウナは水風呂に入るためのもの」であること。

水風呂なんて冷たい、ではなく、冷たい水風呂が気持ち良いと感じるためにサウナで温まるという発想。温まり発汗が目的の岩盤浴とはハイライトが違うのです。
そして、水風呂から出た後に体内の循環が起こり外気浴で”ととのう”ってようやく完了。

水風呂に入った瞬間と出た瞬間、そして外に出てチェアーで寝そべる極楽を完全にマスターし、すっかりサウナの虜となったのです。

何事も、知識と教養を身につけた方が理解が深まるものです。

さて、この『つるしの湯』の何が最高か。

都内のサウナ施設は立地の問題から、外気浴が無い場所も多い。

十分な広さの外気浴があるサウナ施設はお高いまたはちょっと古めでためらわれるかのどちらか。

郊外に行けばあるんですけどね。

地方のスーパー銭湯はその点、広々と外気浴スペースが確保されていますが、私の選び方が悪いのかサウナの温度がイマイチ高くなくさらに完全にドライで上記が無いため、温まりにくいのです。

フィンランドでのサウナ修行が入り口だった私にとっては物足りなさすぎるのです。

その点!『つるしの湯』はロウリュではないものの、ストーンをMETOSのストーブで熱しており上段は芯から温まり発汗効果も絶大。

そして90センチと深めの水風呂!

もちろん広くてチェアもある外気浴スペース!

何枚もの重ね着にダウンコートをはおらないと外出できない冬の寒さなのに、サウナ→水風呂後は裸でも外にいられるのです。

そして女性に嬉しいことは、サウナを繰り返すと乾燥の季節とは思えないほど肌がすべすべになります。ボディクリーム要らずの正しい水分量がキープされていることを実感できますよ。

サウナ以外の浴場内の内風呂、露天風呂はもちろん、炭酸泉露天風呂、水風呂まで、なんと全て天然温泉です。

『つるしの湯』の日帰り利用料金は大人の平日は800円、土・日・祝が900円だから驚き!

日帰り温泉施設に日常生活で通える生活羨ましすぎて、こんな時はなぜ東京に住んでいるのかとふと移住を考えたくなります。

また来るよ♪

ホテルグラード新地

住所:〒979-2702 福島県相馬郡新地町駅前1-2

TEL:0244-26-6888

交通アクセス常磐本線 新地駅より徒歩にて約1分

駐車場有り 無料 予約不要 先着順

https://www.hotelgradoshinchi.com/

上月マキトラベルライター

投稿者プロフィール

トラベルジャンキー、アートラバー、映画ファン、サウナー、ゆる〜くペスカタリアン生活実践中。

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