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2040年までに二酸化炭素ゼロへ 大熊町ビジョン策定 再エネ最大限導入
大熊町は二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボン宣言」の実現に向けたビジョンを策定し十八日、発表した。全国に先駆け「二〇四〇年までの実質ゼロ達成」を明記した。町によると具体的な数値目標を盛り込んだビジョン策定は… -
情報発信の工夫必要 安全と安心同義ではない【復興を問う 帰還困難の地】(56)
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を運び込む車両が連日、列をなして中間貯蔵施設(大熊・双葉町)に入ってくる。施設内は、原発事故前に人々の営みがあった土地に除染で発生した土壌の貯蔵施設などが整備された。周囲に張り… -
避難所開設状況(2月14日午前7時現在、福島県まとめ)
【福島市】(17) ・もちずり学習センター、信夫学習センター、信陵学習センター、北信学習センター、吉井田学習センター、吾妻学習センター、土湯温泉町支所、杉妻支所、松川学習センター、清水学習センター、渡利学… -
最終処分の議論進まず 帰れぬ場所になるのか【復興を問う 帰還困難の地】(52)
東京電力福島第一原発を囲むように大熊、双葉両町に整備された中間貯蔵施設。除染で大量に発生した土壌や草木を保管する役割を担う。敷地内には施設を造成する重機の音が響く。周辺の道路は、除染廃棄物を運び込む車両が行き交う。 … -
セシウム濃度変化を解明 福大環境放射能研究所、除染への活用期待
福島大環境放射能研究所のアレクセイ・コノプリョフ特任教授と脇山義史講師らの研究グループは、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内のため池の長期的なモニタリングにより、水中の放射性セシウムの濃度変化や要因を明らか… -
「大熊町診療所」開所 原発事故後初 地域に医療戻る
大熊町診療所は二日、町内大川原地区に開所した。町内で医療機関が診療を開始するのは東京電力福島第一原発事故発生後初めてで、約十年ぶりとなった。 所長で総合診療医・家庭医の山内健士朗医師(36)が内科の… -
湖底の故郷巡り涙 大熊大川原・坂下ダム
大熊町大川原地区の坂下(さかした)ダム周辺でウオーキングを楽しむイベントが十一日、初めて催された。坂下ダムは約二十年に一度の更新工事が実施され水位が下がっており、参加者は普段は見ることのできない景色を堪能した。 … -
二つの基準に困惑 行き来できる古里望む【復興を問う 帰還困難の地】(45)
〈夢に見る家が帰りを待っている〉 東京電力福島第一原発事故で大熊町南部の熊地区から会津若松市神指町に避難している主婦泉順子さん(67)の手元に、四年半前に亡くなった母小倉昭子さん=享年(89)=の川柳や… -
蔵書5万冊、国内最大級 大熊の新教育施設「図書ひろば」
大熊町が町内大川原地区に新設する幼保・小中一貫教育施設の「図書ひろば」は最大五万冊の蔵書が可能となる。町教委によると、公立小中学校では国内最大級という。東京電力福島第一原発事故に伴う避難後に寄贈された本を並べる「支援… -
標葉の「宝」世界にPR 浪江JC、ネットで動画公開
浪江青年会議所(JC)は標葉(しねは)地域(浪江町、双葉町、大熊町、葛尾村)の名所や特産品などの宝をPRする動画「The Treasure of Fukushima ~ From Shineha ~」を制作し、11月1…