「世界中でここにしかない魅力がある」南相馬市小高区のコーヒースタンドOMSB(オムスビ)に訪問しました。

 

どうも、ブロガーのゴーゴーケンゴと申します。

先日、大阪から福島県にワーケーションしてきたのですが、その際にOMSB(オムスビ)という一風変わったコーヒースタンドを運営する森山さんにお会いしたので、そのときに話を聞いて感じたことを書いていきたいと思います。

■ Odaka Micro Stand Bar(OMSB/オムスビ)とは?

Odaka Micro Stand Bar(通称オムスビ)は、福島県南相馬市小高区にあるコーヒースタンドです。

小高駅から直進で徒歩3分という立地なので、観光がてら寄りやすい場所にあります。

最初、名前を聞いた時は「おにぎり屋さんなのかな」と思っていたのですが、名前の由来は「ご縁を結ぶ」という意味での「お結び」だそうです。

はじめは、キッチンカーからの出発だったそうで、そこから「マイクロスタンドバー」という名称がきているんですね。
小さく始めて実証していくというアプローチは、MVP(Minimum Viable Product)といわれるもので、「顧客に価値を提供できる最小限の製品を市場に出して実証していく」という手法なのですが、代表の森山さんが元々IT企業出身ということもあり、戦略的に展開されてるんだなという印象でした。

店内の一角にある本棚には、ビジネス書からアートに関する本まで幅広いジャンルの名著がたくさん。

「本棚をみると、その人の人格がみえてくる」と言いますが、個人的にも気になる本がたくさんあり、テンションが上がりました。

では早速、森山さんの話に入っていきたいところですが、その前にオムスビのメニュー紹介をしておきますね。

◆ メニュー

・スペシャルティコーヒー 500円
・チャイ 500円
・メロンクリームソーダ 500円
・ココア/紅茶/フレーバーティ 350円

参照:「オムスビ カフェ事業

◆ 営業時間

火&木 11:00 – 18:00
水   13:30 – 18:00
土   11:00 – 17:00

参照:「オムスビ カフェ事業

◆ 場所

〒979-2121 福島県南相馬市小高区東町1丁目67

■ 世界中でここにしかない魅力がある

写真はオムスビ店内。右端が森山さん。お休みにも関わらずオープンしてくれました。

今回、森山さんのところを訪問したのは、トークンハウスのメンバーであるなおみんさんの紹介でした。

「大学時代の同級生が福島県で面白いことをやってるので、是非いきましょう!」

そんな一言から、トークンハウスの仲間たちとオムスビを訪ねたんですね。

森山さんは、大学卒業後に東京のIT企業に就職し、その後に一般社団法人オムスビを立ち上げたのですが、森山さんの印象を一言であらわすなら「強く、優しく、冷静に。」です。

森山さんが務めていた会社は課題解決思考で有名なところで、僕も知っていたのですが、頭がキレる優秀なビジネスマンが多いイメージでして、そこの出身者で森山さんのような活動をされてる方は珍しいと思います。

そんな森山さんに「なぜ、福島なんですか?」と尋ねてみると「世界中探しても、これだけインフラが整っていながら、ゼロから創っていける地域は福島以外にはない。」と。

そんな森山さんの言葉からは、自己犠牲的なボランティアではなく、社会をよりよくするための挑戦を純粋に楽しんでるんだなと感じました。

オムスビのHPには2つのミッションが掲げられています。

1.課題に立ち向かえる人材を輩出し、まちの課題を解決していく

2.技術と地域のリソースを総動員し、小高をやさしい、持続可能なまちにす

まさに、社会のために、福島の未来のために、命を使っているのだなと。

課題がたくさん残る福島で、森山さんたちの活動は本当に価値のあるものだと感じました。

■ オムスビの周辺を散策

オムスビのある小高駅周辺には、小高パイオニアヴィレッジという宿泊所付きのコワーキングスペースや、双葉食堂という中華そばが美味しいお店がありました。

小高パイオニアヴィレッジの中の様子。

訪問したのが、お昼時だったので、みなさんでお昼を作ってました。

20代〜30代の方が多く、和やかな雰囲気でしたね

こちらは、双葉食堂の中華そばです。

チャーシューが大きく、中華そばとの相性も抜群。

お店のおばちゃんたちも和気あいあいとしていて、居心地の良い空間でした。

■ 最後に

オムスビをはじめ小高駅には、新しい風が流れているなと感じました。

美味しいご飯があって、人も良く、ワークスペースもあるので、リモートワーカーの方は是非、この機会に小高にも足を運んでみてはいかがでしょうか?

ゴーゴーケンゴ

投稿者プロフィール

幼少期から高校まで野球に没頭。大学在学中にBar経営やWebメディアの運営に従事。
大学卒業後は就職せずに海外ノマドとして主に東南アジアを旅しながら、月間最高50万PVを超えるブログを運営し生計を立てる。
現在はブログ運営以外にも、国内最大級となるブログサロンの運営、コーチングなどフリーランスとして幅広く活躍するほか、株式会社もしものマーケティング事業部でコンサルタントとして従事。
2018年には株式会社22を立ち上げ、幻冬舎の箕輪厚介氏を筆頭に複数名のエンジェル投資家から出資を受け、世界中にあったかい居場所を創ることをミッションに掲げる『トークンハウス』の運営をスタート。CEOを務める。

ブログ:https://55kengo.com/
トークンハウス:https://token-house.world/

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