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【復興への動脈】「命つなぐ道」充実 難所減、沿線住民に安心感 救急医療
東北中央自動車道「相馬福島道路」の全線開通は、沿線住民の「命をつなぐ道」のさらなる充実をもたらす。 相馬市の相馬消防署救急係長の林貴之さん(44)は「東北自動車道との接続で、県北を中心に中通りへの救急… -
【官製風評 処理水海洋放出】輸入解除、後退を危惧 政府の効果的策なく
東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する政府の処分方針決定を巡り、国内だけでなく国外でも風評拡大が懸念される事態となっている。二十一日に開かれた自民党の会合では、中国や韓国など海外の反発の動きが報告され、議員から早… -
福島県内1人死亡27人感染 二本松北小のクラスター計16人に
福島県は新型コロナウイルス感染により県内の医療機関に入院していた七十代男性の死亡と、二十七人の新型コロナ感染が確認されたと二十日、発表した。七十代男性は十八日に死亡した。感染者二十七人は十九日に陽性が判明した。県内の… -
【復興への動脈】輸送効率化商機に 販路拡大に期待 移動時間短縮、リスク減 産業振興
東北中央自動車道「相馬福島道路」(総延長四五・七キロ)は二十四日、全線開通する。二〇〇四(平成十六)年四月の事業化から十七年。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの「復興支援道路」に位置づけられ、整備が急加速し… -
復興願うチューリップ 飯舘・佐須地区の休耕地に観光農園
東京電力福島第一原発事故に伴い避難指示が出された飯舘村佐須地区に、休耕地を活用した観光農園「チューリップ・花農園」が二十日、開園した。敷地面積約三・八ヘクタールに四十六種類合わせて約二十五万本が並んでいる。五月九日ま… -
【官製風評 処理水海洋放出】「政府の基本方針」賠償基準が不明確 東電の一方的判断に懸念
東京電力福島第一原発の放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出を巡り、政府は基本方針で「方針決定に伴って生じ得る風評被害」は東電に賠償させると明記した。ただ、弁護士からは「賠償の基準が不明確」との指摘が上がってい… -
<速報>福島県内27人感染 新型コロナ(20日発表)
県は県内で27人の新型コロナウイルス感染が確認されたと20日、発表した。いずれも19日に陽性が判明した。居住地の内訳は二本松市が10人、いわき市が9人、伊達市が2人、郡山市、白河市、国見町、福島市、南相馬市、相馬市が… -
【官製風評 処理水海洋放出】福島ブランドに逆風 販路縮小価格下落…
東京電力福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出方針決定に対し、県内の農家は新たな風評の上乗せによる価格下落や買い控えを危惧する。原発事故による風評に苦しめられ、十年をかけて「福島産」への… -
「一緒に田村市を良く」 市長選初当選の白石氏初登庁
任期満了に伴う田村市長選で初当選した白石高司氏(61)は十九日、初登庁した。 市役所正面玄関で市民や市職員らに出迎えられ、花束を受けた。課長以上の幹部職員を前に訓示し、「皆さんと一緒に田村市を良くして… -
浪江の復興状況視察 チェコ駐日大使 水素・ロボ研究、連携示唆
チェコのマルチン・トムチョ駐日大使は十九日、浪江町を訪れ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年が経過した町の復興状況を視察した。子どもの交流をはじめ、将来的に水素・ロボット産業の研究機関の連携の可能性も示唆…